JR長距離列車「銀河」、乗って感じた気になる点 寝心地は最高の出来栄え、ほかの部分はどうか

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銀河は現時点では新型コロナウイルス感染防止対策もあり、日本旅行による旅行商品としてのみ乗車できる。筆者は指定された15時30分より早く、出雲市駅改札前に到着した。

出雲市駅の売店では銀河グッズを販売していたが、売り切れが多い。日本旅行がグッズを確保して、車内で販売したら、売り上げが上がったのではないか。「車内限定グッズ」を車内販売する、クルーズトレインのやり方を見習ってほしい。

銀河の添乗員氏が「銀河は15時53分に入線します。4号車からしか乗り込めません」と伝えてくれた。しかし出雲市駅には銀河4号車の乗り込み表示がない。「みどりの窓口」で販売する予定だったので、フリースペースである4号車からの乗車を想定していないのだ。筆者らは「サンライズ出雲」4号車の位置で待機したが、銀河4号車の乗り込み表示がない (乗り込み表示は修正する予定とのこと)。

フリースペースとファーストシートに思うこと

4号車はフリースペース「遊星」で、座布団が置かれた小上がり風スペースと、テーブルに将棋やチェス、囲碁などのゲーム盤が掘られたボックス席がある。壁面に人気列車がエッチングされているのが楽しい。

ゲーム盤が彫られたボックス席(編集部撮影)

小上がり風スペースはお座敷列車のようだが、人気はボックス席だ。後で「ボックス席は2時間経っても空かないので諦めた」という話も聞いた。ゲームボードがあり、ゲームの駒は貸し出されるようだが、添乗員が常駐しないのでどうすれば使えるのかわからない。「わかりやすさ」がほしい。車内でゲームイベントを行い、その対戦場所としてもよい。

乗車後に動画を見たところ「鳥取を体験できるVR」も置かれていたようだが、これもわからなかった。旅行前に見どころを冊子にまとめてほしい。

筆者は相方の月邸沙夜氏と6号車グリーン個室「プレミアルーム」を予約したが、友人が1号車グリーン車「ファーストシート」を予約したので、乗り比べが可能だ。

途中が2号車「女性専用車」で、利用者かグリーン車の乗客のみが通れると案内される。気兼ねするが、6号車グリーン個室客もグリーン客なので、1号車に移動した。

1号車「ファーストシート」通常状態(編集部撮影)
1号車「ファーストシート」寝台状態(編集部撮影)

1号車は中央通路で左右にボックス席があり、背もたれを前に倒すと寝台を作れる設計だ。座席は座面幅が広くてゆったりしているが、やや硬め。

寝台状態も試す。テーブルを折り畳み、前後の背もたれを中央側に倒すと、幅70cmの寝台となる。枕、ブランケット、シーツが付帯するが、行きに乗車した寝台特急サンライズ出雲の個室寝台のような浴衣や、本格的な布団は備えつけられていないので寝台車ではなく「寝られるグリーン車」だと実感する。

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