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ジム・ロジャーズ「金だけでなく銀も上昇する」 2011年のような「噴水相場」の再現はあるのか

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  • 花輪 陽子 ファイナンシャルプランナー
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もし、今後、個人投資家がある程度短い期間でキャピタルゲイン(値上がり益)だけを狙いにいくのであればETF(上場投資信託)を利用する方法があります。噴水相場のようなときは、積み立て投資だと取得までに時間がかかってしまうからです。ETFであれば素早く、上がり始めたら買い、下がり始めたら売ることも可能です。

国内の金銀ETFで少額から始めるのも一手

万々一、今回の上昇相場はいったん終了したとしたらどうすればいいでしょうか。すぐとはいえないものの、今後、10年後、20年後に似たパターンが起きる可能性は低くありません。

もし、今回は「大きな投資」をしなかったとしても、今から少額で練習をしておくなどしておけば、その経験が次に生かされるはずです。噴水相場の場合は短期に大幅に上がるので最初は驚くかもしれません。ドル建てでは、金のETFは「iシェアーズゴールドトラスト」(IAU)、銀なら「iシェアーズシルバートラスト」(SLV)などがあります。いずれも、日本の証券会社などを通して簡単に購入ができます。

ETFは先物価格に連動して動きますが、先物よりも値動きがマイルドになります。ただし、先物で価格がその日に大きく動くと、NY時間の寄り付き価格で前日よりも大きく価格が変わるなどのリスクがあります。慣れないと、短期でトレードをして高値づかみをすることにもなりかねないので、やはり十分注意が必要です。手数料が最も安いとは言えませんが、総合的に考えると、慣れている日本のオンライン証券を使うのが無難でしょう。

一方、円建ての上場信託だと、純金上場信託(1540)、純銀上場信託(1542)があります(いづれも現物国内保管型)。わかりやすい円建てを選ぶのも1つの手かもしれません。

ロジャーズ氏は10月16日の「秋のオンラインセミナー」にもゲスト出演する

ロジャーズ氏は金銀だけでなく、すでにアジアの航空会社の株式なども取得をしているようですが、皆さんは今後のマーケットをどうお考えになりますか。コロナの状況を予測するのは難しいですが、不動産関連、あるいは観光業や外食関連など、壊滅的な被害を被った業種は最悪期を過ぎたと判断して、お金を少し振り向ける検討をする時期なのかもしれません。

「ほとんどの時間は、ただ座って相場を見ている」とロジャーズ氏は言います。投資で成功をするには、徹底的に調べて、あとは上昇相場を待つという忍耐も重要なのです。

ジム・ロジャーズ氏は「会社四季報 秋のオンラインセミナー 米大統領選はどうなる?大統領選後のマーケットは? コロナバブルは持続か崩壊か?」(10月16日(金)20時開始、有料)に特別出演します。参加希望の方はこちらからお申し込み下さい)。 

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