韓国サムスン、第1四半期は営業減益に

パネル部門は赤字に転落

 4月29日、韓国のサムスン電子が発表した第1・四半期決算は、ディスプレー用パネル部門の低迷や高価格帯スマートフォンの販売伸び悩みで、営業利益が2四半期連続で減少した。写真は同社のロゴ。バルセロナで2月撮影(2014年 ロイター/Albert Gea)

[ソウル 29日 ロイター] - 韓国のサムスン電子<005930.KS>が29日発表した第1・四半期決算は、ディスプレー用パネル部門の低迷や高価格帯スマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)の販売伸び悩みで、営業利益が2四半期連続で減少した。

サムスンは、ブラジルでサッカーのワールドカップが開催されると試合をスマホなどで視聴しようとする動きが出てくることから、第2・四半期はパネルやスマホの需要が上向くと予想している。

今月発売された新製品「ギャラクシーS5」については、販売が従来モデル以上に伸び、利益率も上がる、と同社幹部は4月半ばにロイターに語っている。

第1・四半期の営業利益は前年比3.3%減の8兆5000億ウォン(82億ドル)だった。自社予想は8兆4000億ウォンだった。

モバイル部門の利益は前年同期の6兆5100億ウォンから1.2%減少し、6兆4300億ウォンとなった。

パネル部門は、世界的な販売低迷を受け、前年同期の7700億ウォンの黒字から、800億ウォンの赤字に転落した。

半導体部門の利益は82%増の1兆9500億ウォン。パソコン用半導体需要の高まりに支援された。

同社は、ディスプレーと家電販売の回復に伴い第2・四半期以降、業績が大きく改善するとし「モバイル端末の新製品発売やブラジルのワールドカップ開催に伴い、高価格スマートフォンやテレビ用のディスプレー需要の増加を見込んでいる」と明らかにした。

サムスンの幹部は、第2・四半期の携帯端末の販売は第1・四半期とほぼ同水準になるが、スマートフォンの割合が増えるとの見通しを示した。

第1・四半期の携帯端末の販売台数は1億1300万台だった。そのうちスマートフォンが占める割合は70%台の後半だったが、第2・四半期には約80%に達する見通しという。

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