2輪の名車「BMW R50S」で味わった驚きの事件

なぜかアイドリングが乱れるなと思っていたら

BMWバイクの名車R50S。そこに隠されたあるエピソードとは?(イラスト:LEON編集部)
筆者の仕事部屋に訪れた際に大抵の人が訪ねることがあるそう。「これ何のピストンですか!?」と。それは、乗り味・走り味もまるで「ロールスロイスに乗っているかのような」BMWバイクの名車R50Sのでした。そこに隠されたあるエピソードとは?

即決で購入した名車BMW R50Sに驚きの事件が!?

大学進学を機に、バイク漬けの日々を終えたことはすでに書いた。そこからクルマの日々に変わったわけだが、バイクに未練を感じたことはなかった。

本記事はLEON.JPの提供記事です

そんな状況が変わったのは、40才代半ばを過ぎた頃。なんとなく、「もう一度バイクに乗りたい」との思いが湧き上がってきたのだ。

そして、買ったのが「トライアンフ・ボンネビル T120」。若い頃、もっとも憧れていたが買えなかったバイクだ。

ボンネビルは期待どおりだった。若い頃、知人に乗せてもらい、ドキドキ、ワクワクしたボンネビルの感触はそのまま残っていた。

キックのコツもすぐ思いだした。「四十路も半ばを過ぎたリターンライダー」は幸せいっぱいだった。仕事はフル回転状態だったが、その合間に乗るボンネビルは、疲れを癒す最高のビタミン剤だった。

高校時代とは違い、いつも仲間と一緒ということはなかった。もちろん中高年のバイク好き仲間はいたし一緒にも走ったが、単独ツーリングも珍しくなかった。

でも、独りで走っていても、650cc /バーチカルツインの力強い中速トルクとピックアップの素晴らしさ、そして心地よい排気音に包まれているだけで楽しかった。

しかし、ボンネビルとのハッピーな時間は2年ほどで終止符を打つことになった。ほかに、どうしても乗りたいバイクが現れたのだ。

その名はBMW R50S。「名車」といわれるバイクだ。「名車の理由」は僕にはよくわからない。たぶん、進化を重ねてきたボクサー・エンジン搭載モデルのひとつの完成形といった意味もあるのだろうし、生産台数が1600台余と少ないのも理由のひとつかもしれない。

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