米ファイザー、新型コロナワクチン拡大治験へ

独バイオベンチャーと共同、秋までを目指す

米製薬大手ファイザーは28日、開発中の新型コロナウイルスワクチン候補薬について、10月までに拡大臨床試験に移行する見通しだと明らかにした。チューリヒで2018年10月撮影(2020年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[28日 ロイター] - 米製薬大手ファイザー<PFE.N>は28日、開発中の新型コロナウイルスワクチン候補薬について、10月までに拡大臨床試験に移行する見通しだと明らかにした。

この日発表した第1・四半期決算は売上高が8.3%減の120億3000万ドル。市場予想の約118億7000万ドルを上回った。一部の医師が新型コロナ感染症の患者向けに肺炎ワクチン「プレベナー」などをファイザー製品を処方したことから、売上高が1億5000万ドル近く押し上げられた。

一時項目を除いた1株利益は0.80ドルで、リフィニティブのアナリスト予想を0.07ドル上回った。

通期の調整後利益予想は1株当たり2.82─2.92ドルに据え置き、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が全体の業績に与える影響はほとんどないと述べた。

ファイザーはバイオ医薬ベンチャーの独ビオンテック<22UAy.F>と共同で新型コロナワクチンの開発を行っているが、秋までに緊急的な使用や認可加速が可能になる拡大臨床試験に移行する見込みだと表明。ただ、専門家はワクチンの安全性や効果が判明するには1年以上かかるとしている。

マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 高城幸司の会社の歩き方
  • 日本人が知らない古典の読み方
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 就職四季報プラスワン
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
おうちで稼ぐ、投資する!<br>在宅仕事図鑑

コロナ禍の下、世代を問わず広がったのが「在宅で稼ぐ」ニーズ。ちまたにはどんな在宅仕事があり、どれくらい稼げるのか。パソコンを使った「デジタル小商い」と「投資」に分け、誰にでもできるノウハウに落とし込んで紹介します。

東洋経済education×ICT