「長い休校」子どもへのイライラ抑えるコツ11選 煮詰まる状況で沸く「怒り」とうまく付き合おう
③怒りはコントロールできるという認識を持つ
誰にでもある感情ですが、その表現方法は人により違います。たいていは成長過程で見聞きしてきた行動をいつの間にか身に付けているものです。その表現方法によってトラブルが起きたりしているならば、表現方法を「上書き」してあげればいいだけです。
④怒鳴るとスッキリ=深呼吸でも同じ効果が
実は、怒鳴るとスッキリするのは理にかなっています。高ぶった感情を大声とともに外に出すことで解消されるのは事実です。ですが、やみくもに怒鳴ったところで罪悪感が残るだけです。怒鳴りたくなってしまったら、大きく深呼吸を。同じ効果があるのです。
6秒間ガマンしてみよう
⑤6つ数える
怒りでカーッとなり頭に血がのぼるのは、たったの6秒間だけです。怒りを感じると動物的本能からアドレナリンが体内に放出されます。危機を感じたときに分泌されるホルモンの一種です。衝動的な怒りの正体はアドレナリンなわけですが、体内に放出されて体から抜ける時間は6秒だといわれています。ですから、カーッとなったら頭の中で6つ数えて待ってみましょう。
⑥「今」だけに目を向ける
怒っているときは、目の前の問題に加えて「過去の不満」や「未来への不安」をのせて問題を膨らませていることがあります。子どもに対して怒るとき、「今自分は何に対して怒っているのか」を自分自身が理解していることが何よりも大切です。
⑦子どもに対する期待値を思い切り下げる
子どもに怒る理由の1つに、自分の思うように動かないからということがあります。言ったことをしてほしい、これくらいはできてほしい、といった理想や願望があるのです。でも、子どもがそれをできないからイライラするのです。だったら、理想や願望はいったん置いておいて、期待値を思いきり下げる。つまり「大目に見ることを増やす」ようにしてみましょう。
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