ESを書く前に選考状況をチェックしよう 「エントリーシートでは落とさない」会社もある
今年は景気がやや上向き、学生にはフォローの風が吹いているといわれますが、厳選採用の流れは変わりません。さらに採用スケジュールの短縮化で、企業側には、全員を面接まで進めてじっくり人物を見極める余裕がなくなってきています。
昨年、エントリーに受験料を徴収するというドワンゴグループの新しい試みが話題になりました。人気の高い会社では多すぎるエントリーに悲鳴をあげており、自社を深く研究している「本気の人だけ受けてほしい」と思っているのが実態です。
ESで選考するかどうかは業種で顕著な差がある
グラフに表れているように、ESでの選考状況は業種によって顕著な差があります。「選考する」割合が高いのは、マスコミ、コンサルといった少ない枠に応募者が殺到する代表的な業種です。
メーカーも「選考する」割合は7割を超えています。商社は3年前の2013年版調査から、「選考する」割合を下げましたが、その要因は「ESなし」という企業の増加です。ESを課す企業では8割が「落とす可能性がある」といえます。
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