Netflix「フォロワーズ」がSNSで賛否両論のワケ

中谷美紀と池田エライザ主演、蜷川実花監督

Netflixにて全9話世界190ヵ国へ独占配信中の蜷川実花監督作品「FOLLOWERS」(フォロワーズ)。配信初日の2月27日、東京・渋谷駅構内で同作の全面広告が打ち出された(筆者撮影)
Netflix、Amazon プライム・ビデオ、Huluなど、気づけば世の中にあふれているネット動画配信サービス。時流に乗って利用してみたいけれど、「何を見たらいいかわからない」「配信のオリジナル番組は本当に面白いの?」という読者も多いのではないでしょうか。本記事ではそんな迷える読者のために、テレビ業界に詳しい長谷川朋子氏が「今見るべきネット動画」とその魅力を解説します。

SNS上で沸く「美しい」対「ダサイ」論

配信公開後、話題を集めているNetflixオリジナルの新作の1つが蜷川実花監督の『FOLLOWERS(フォロワーズ)』です。

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都内の駅構内、周辺でにぎにぎしく宣伝が打ち出され、Netflixが2月末から公開し始めた人気作を表す「今日のTOP10リスト」の上位に連日にわたってランクイン。SNS上でも同作の評価をめぐって「美しい」対「ダサい」の賛否両論に沸いています。なぜか心をざわつかせる作品であることは間違いないでしょう。

連続ドラマシリーズ『FOLLOWERS(フォロワーズ)』は東京を舞台に中谷美紀演じるアラフォーの売れっ子写真家リミと、池田エライザが演じる20代女子の売れない女優なつめの2人を基軸にストーリーが展開されます。

世代の違う女性を通じて「仕事」「恋愛」「結婚」「出産」といった王道のテーマと「SNS」「フェミニズム」「LGBT」といった今どきの視点が欲張りすぎるほど詰め込まれ、蜷川実花作品らしく色彩感もあふれまくっています。

SNS上では公開当初から話題を集め、何かつぶやかざるをえないといった具合に絶賛と酷評の嵐が吹き荒れています。絶賛の声を見ていくと「蜷川実花作品の世界観が好き」「映像が美しい」「全シーンがインスタ映え」「前向きになれる言葉」といった感性が刺激されて評価するものが多く、「女の子の憧れが詰まっている」といったコメントもキラキラしたものが目立ちます。

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