危険!「会社説明会」で語られない不都合な真実 リアルすぎる「就職活動の悩み」あるある図鑑

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リクルートサイトに「しっかり休める」「和気あいあい! 笑顔があふれる職場!」なんて書いてあっても、いざ入社すると思ったように休日が取れなかったり、地獄のような空気が流れていることもあるそうです。

僕がこれまで経験してきた職場は、空気こそ地獄ではありませんでしたが、休日が記載されている内容より極端に少なかったことがあります。

先輩の中には365日連勤という伝説を持つ人がいたほどで、その話を聞かされた僕ら新入社員は入社前に聞いていた話とまったく違うことを突然に知らされ、かなり震えあがりました。

それから同期で食べる昼食のときは、「ちょっとこの会社おかしくないか?」という話題で毎日もちきりでした。しかし、入社したての僕らが会社の体質を変えることなどできません。

僕や同期は、入社したばかりの会社に見切りをつけ、一生働く職場ではなく転職のための資金調達先と考えることにしました。

一生働こうと決断し入社した会社でしたが、休日なしではやはりつらい……。

よくよく調べてみると、この会社の離職率は聞いていたものよりはるかに高かったのでした。僕が入社前に聞いた話は、ほとんど役に立たなかったのです。

もし納得いかなければ、無理に会社に合わせる必要はなく、転職も選択肢の1つに入れたほうがよいかと思います。無理が続くと体を壊してしまいます。

就職活動に潜むワナ

人手不足からか企業は学生に少しでも興味を持ってもらおうと、学生にとって不都合なことを隠してしまうこともあります。

入社してから、「こんなはずじゃなかったのに」とならないよう、就職活動時にはその会社を徹底的に調べましょう。離職率や残業時間などちょっと聞きにくい情報が、いざ働くときには重要になってくるはずです。

じゅえき 太郎 イラストレーター、画家、漫画家

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じゅえき たろう / Jueki Taro

1988年東京都生まれ。第19回岡本太郎現代芸術賞入選。身近な虫をモチーフにさまざまな作品を制作している。SNS総フォロワー数は約30万人。著書に『ゆるふわ昆虫図鑑』(宝島社)、『昆虫戯画びっくり雑学事典』(丸山宗利氏共著/大泉書店)、『ゆるふわ昆虫図鑑 ボクらはゆるく生きている』(KADOKAWA)など多数。

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