パソコン、携帯がネット販売に流れる中国、店頭が賑わうのは“アングラ”携帯電話だけ?

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 金融危機の影響などを理由に、IT製品の人気がなくなったわけではない。またIT製品が普及しきったから買う人が減ったというわけでもない。中国の調査会社「正望咨詢」が10月に発表した調査リポート「中国数碼品牌与消費者行為特征研究報告」によれば、中国人は全世代平均で15カ月に1度携帯電話を買い替えるという。若ければ若いほど買い替え期間が短く、18歳以下は12.9カ月に1回、51歳以上でも21カ月に1回機種変更するという。ちなみに日本の買い替えサイクルは30カ月超と言われている。

量販店でのIT製品の不振は、実は都市部の消費者を中心に、オンラインショッピングにいち早く移行しているということがその理由だ。正望咨詢によれば、オンラインショッピング市場規模は09年に2680億元(約3兆6200億円)に、10年には4640億元(約6兆2600億円。中国小売市場規模の3%強に相当と正望咨詢)に達すると予測している。


 
 そのうちIT製品は最も市場規模の大きな製品ジャンルで、08年には380億元(約5100億円、オンラインショッピング市場の27%を占めると正望咨詢)、09年には600億元(約8100億円)、2010年には920億元(約1兆2400億円)になると予測している。

さらにオンラインショッピングの製品ジャンルで高いシェアを握るIT製品の中でも携帯電話はとりわけ大きく、09年のオンラインショッピングでの携帯電話市場は250億元(約3380億円)と予測している。携帯電話に続くのはノートPCとデジタルカメラで、09年の規模はそれぞれ90億元(約1220億円)、30億元(約410億円)と予測している。

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