娘の受験に口を挟む「マウント夫」に妻が大逆転 結婚生活17年の中で、初めて妻がキレたら…
「娘が高校受験真っ最中なんですが、娘が中学に入った頃から夫の言動が変なんです」
そう語り始めたのは40代の美香さん(仮名)。
ご主人は昔から勉強ができるタイプで、もともと娘さんの学習成績に対してかなり厳しく、小学校のときもテストの結果が出ると、間違ったところの復習をしながら、「なんでこうなった?」「お前これくらいできなきゃヤバイよ」と強い口調でプレッシャーをかけることが多かったといいます。
テストの結果が出るたびにキレるようになった夫
ちょっと度を越えてるんじゃないかな?と思い始めたのは中2の初めの頃。
本格的に進路を考えて受験に向けて1つひとつのテストの成績が大事になってきた頃から、「こんなんじゃA高校に行けない」「A高校に行けないなら高校行く意味ない」「中学卒業したらモデルになったら?(呆れ顔で半笑いっぽく)」「高校行かないなら中学ももう意味ないじゃん。明日から行かなくていいんじゃない? 明日先生に辞めるって言ってこい」。
こんなやりとりがテストの結果が出るたびにあり、娘さんも成績表を見せるのが怖くなったのか、両親に成績表を見せなくなってきたといいます。
後からご主人がそれを発見した際には、無言で成績表をビリビリに破り捨てたこともあったとか。そして、「そりゃこんな成績なら隠したくなるわな」「辞めるか、学校?」「意味ないだろ」といったようにキレる。その後には、娘さんが何度も謝って、美香さんも何度もご主人をなだめて、最後には「次は頑張れよ!」「お前はやればできるから言ってるんだ」という感じで一応は収まる。というのが、学期末やテストの後のルーティン。
娘さんも毎回恐怖にさいなまれて委縮してしまうでしょうし、美香さんも毎回気が気でないのがよく伝わりました。
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