旅行マニアが選んだ「2020年こそ行くべき場所」 リーマントラベラーが選ぶトップ15(上)

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週末訪れるだけでも、日本にいるのとはまったく違う体験ができるのが海外旅行の魅力(写真:RichieChan/iStock)

海外へ行けば、非日常が待ってます。見たことのないすばらしい景色が見られることはもちろん、日本では体験できないこともたくさん。おいしいご飯を食べる、文化や芸術に触れる、星空を観察する……など。こうした体験は心のリフレッシュにつながります。

そして、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年。3月29日には羽田空港が昼時間帯の国際線発着枠を拡大し、大幅に増便。そのおかげで、オリンピックを観戦に来る外国人が増えるだけでなく、私たち日本人が海外旅行へ行くハードルもグンと下がります。

2020年は3連休が5回、4連休2回

さらに、2020年は5月のゴールデンウィークの5連休に加えて、3連休が5回(1月、2月、3月、8月、11月)、4連休が2回(7月、9月)あり、休暇を取るチャンスが多い年です。近年の働き方改革によって有給休暇取得が推進され、長期の休暇が取りやすくなった方も多いと思いますので、これまでは、まさか自分が行けると思っていなかった旅先にも、行くチャンスが生まれていると思います。

そこで今回は、世界を旅してきた“リーマントラベラー”の僕が、『2020 年行くべき海外旅行先』を選びました。世界中から厳選した、15の旅先を2回にわたって紹介します(今回は前編)。

サウジアラビア

ジェッダ歴史地区の様子(写真:aroundtheworld.photography/iStock)

これまで観光では訪れることができなかったサウジアラビアですが、2019年9月に、ついに観光ビザの公布が解禁され、旅行者でも訪れることができるようになりました。イスラム教の聖地・メッカへは、イスラム教徒しか訪れることができませんが、メッカ以外にも砂漠や古代遺跡など見所はたくさんあります。

旧市街が「歴史地区」として世界遺産にも登録されているサウジアラビア第2の都市・ジェッダ(ジッダ)や、神の怒りに触れて消滅したという伝説が残る古代都市「アル=ヒジュルの考古遺跡(マダイン・サーレハ)」など、まだ見ぬ魅力的な観光地を探しに行きましょう。

また、西暦7月28日から8月2日までは「ハッジ(大巡礼)」と呼ばれるイスラム最大の行事があり、世界中から聖地メッカにイスラム教徒が集まるため、メッカの玄関口となるジェッダは大いに賑わいます。日本からだと、UAE・ドバイやマレーシア・クアラルンプールで乗り継いでいくのが便利です。

ポイント:2019年9月に観光ビザが解禁。

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