旅行マニアが選んだ「2020年こそ行くべき場所」 リーマントラベラーが選ぶトップ15(上)
中国・貴州省
かつては中国・最貧地域の1つといわれた、中国南西部にある貴州省ですが、ビッグデータ産業に力を入れたことで、ここ数年で、“ポスト深圳深”と言われるくらいの発展を遂げています。貴陽市郊外には2018年にオープンした総工費500億円を超える世界最大規模のVRテーマパーク「VRスターテーマパーク」もあり、新しい体験をすることができるでしょう。
また、貴州省はミャオ族やトン族といった少数民族も多く住んでおり、彼らの伝統や文化に触れることもできます。また、発酵食品が有名で、また“中国一辛い”とも言われる貴州料理。日本ではなかなか食べることができないため、食も楽しみの1つとなることでしょう。省都の貴陽市へは、日本の各都市から北京や上海、香港などで乗り継ぎ1回にて行くことが可能です。
ポイント:中国の最貧地域から最先端地域に生まれ変わった街での文化体験。
台湾
台湾では毎年旧暦1月15日の元宵節に各地でイベントが開催されますが、その中でもいちばん有名なイベントが「平渓天燈節(ピンシースカイランタンフェスティバル)」。天燈(ランタン)に願い事を書き、夜空に一斉に飛ばすこのイベントは、『塔の上のラプンツェル』のワンシーンのような、幻想的な光景を見ることができます。
このイベント、2020年の開催日は2月8日で土曜日開催のため、会社員の方が“週末休みだけ”で参加することも可能です。新北市にある会場へは、台北市から会場直行バスを利用して50分ほどで到着します。しかし、天燈を飛ばすためには整理券が必要ですので、遅くとも午前中には会場に到着することをお勧めします。
もちろん天燈を飛ばすための整理券がなくとも、会場近くで幻想的な光景を見ることは可能です。なお、台湾・台北へは、日本各地から直行便が出ていますので、まずは台北へ向かい、ホテルも台北で手配しておいて、そこからバスなどを使って会場へ向かいましょう。
ポイント:2020年は平渓天燈節が土曜日開催のため、週末だけで観覧に行くことが可能。
ロシア・ウラジオストク
2020年は“ウラジオストク観光元年”と言っても過言ではないでしょう。2017年から電子ビザが導入されて渡航手続きが簡素化されましたが、2020年2月にはJAL、3月にはANAと相次いで成田―ウラジオストク線が新規就航。さらに、同じく3月、ロシアのS7航空が羽田―ウラジオストクを新規就航。加えて、エアアジアも日本―ウラジオストク線の就航を示唆しており、今までは「近くて遠い国」だったロシアが一気に身近になります。
“日本から2時間半でいけるヨーロッパ”とも言われるウラジオストクは、極東に位置しながらもヨーロッパのような街並みで非日常を味わうことができ、さらにカニやホタテ、エビといったシーフードも美味。またユーラシア大陸を横断するシベリア鉄道の終着駅・ウラジオストク駅も必見です。そして何より、わずか2時間半のフライトで気軽に行けることも魅力の1つです。
ポイント:2020年2月にJAL、3月にANAが新規就航するなど、アクセスが飛躍的に向上。
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