今年こそやせたい人に教える苦しまないやせ方

極端な食事制限や激しい運動より楽に走ろう

やせる走り方にはコツがあります(写真:つむぎ/PIXTA)
忘年会シーズンを終えて新年を迎え、いわゆる“正月太り”の文字が頭にチラつき始める、この時期。「ちょっと運動でもしてみようか」と思い立っても、運動習慣のない人ほど最初の一歩を踏み出せずに終わりがちだ。せっかく高まったモチベーションを生かすための一押しとして、四半世紀にわたり運動指導を続け、現在は青山学院大学駅伝チームなどのフィジカルトレーナーを務める『世界一やせる走り方 新装版』の著者、中野ジェームズ修一氏がやせる走り方を解説する。

私は、やせたいと願うクライアントには、最も効果的な手段の1つとして走ることを提案します。ランニングはいちばん手軽に、しかも確実に脂肪を燃焼できる運動だからです。

しかし「今日は走ってみませんか?」とクライアントに声をかけると、運動習慣のない人ほど「えーっ! イヤです、結構です!!」と即答されます。初めから「走るのが好きなので、本格的に始めたいんです!」などとおっしゃる人は過去にいません。

こう聞くと、走ることに少し不安になる人がいるかもしれません。でも合うか合わないかなんて、ある程度走ってみないとわからないもの。ちなみに先ほど申し上げたクライアントの多くは、走ることが楽しくなりハマっていきました。そして、ただ食事を減らす人よりも、つらい思いをして激しい運動に挑戦する人よりも、圧倒的にやせることに成功しています。

どんな走り方でも続ければ・・・

走ればやせる。

どんな走り方でも、続ければ体は変化する。

これは間違いない。だからと言って無理強いは絶対にしませんが、

「走ってみたいけど、絶対に100メートルすらもたない」

「運動オンチからすると、走るのは相当ハードルが高い」

などとおっしゃる人には、私はすかさず「ダマされたと思って、ちょっとだけ走ってみませんか」と問いかけるようにしています。なぜならランニングは、学生時代に体育の授業で落ちこぼれぎみだった人ほど、驚くくらいハマっていくからです。

「またまた、そんな調子のいいことを」

と、いぶかしく思われるでしょう。

でも事実、ダイエットや健康維持のために走り始めた人が、すっかりマラソンの虜になったという話はめずらしくありません。私のクライアントにも大勢いて、なかには50代から走り始めて100㎞マラソンにチャレンジするようになった女性もいます。

やせるために走るのであれば、優れた運動神経もスポーツの経験も不要。ついてしまった脂肪をガンガン燃やすには“苦しみながら速く走る”より“ゆっくり走る”ほうが効果的で、それは歩くのと同じくらい誰もが簡単にマスターできる動作だからです。

次ページ週単位で成果を実感できる
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