具体的には、キャリアは通話30秒当たり14円の回線利用料を取っており、これは2011年から8年間も変わっていない。この間、キャリア各社は割安な通話の定額かけ放題プランを導入し、格安スマホ各社との間で通話料金に大きな格差ができている。
今回、大臣裁定を求めた日本通信と相手企業のドコモで比較するとそれは明確だ。ドコモは税別で月額1700円の通話かけ放題プランを主力としている。一方、日本通信の場合は月額800円の基本料に30秒20円の通話料がかかる。単純計算で1カ月に22分30秒以上電話をしただけで、通話料金は日本通信のほうが高くなってしまうのだ。そのため、日本通信は電話をあまりしない限定的な層にしかアプローチできなかった。
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