本日開業「スクランブルスクエア」は誰が行く?

若者の街から大人・ビジネスの街にシフト

渋谷の象徴、スクランブル交差点から渋谷スクランブルスクエア東棟(中央)を見る。左側のビルは渋谷ヒカリエ、右側の棟は東急百貨店東横店西棟(筆者撮影)

11月1日、渋谷に駅直結の複合施設ビル「渋谷スクランブルスクエア」東棟がオープンする。駅周辺の再開発に伴い、東急東横線および東急百貨店東横店東館の跡地に建設されたビルは地上47階・地下7階建てで、高さは230mと渋谷エリアの建物で最も高い。

ビルには、230mの高さからスクランブル交差点を見下ろす屋上展望台のほか、オフィスや商業施設が入居するが、さまざまな施設だけでなく「新しい渋谷」のイメージも内包している。はたしてその中身はどんなものだろうか。

テナントは高級志向

渋谷スクランブルスクエア東棟は大きく分けると、地下2階~地上14階の商業施設、17階~45階のオフィス、45階からルーフトップ(屋上)にかけての展望施設の3つから構成される。

1Fの東急フードショーエッジはCarat(カラット)として高級感のある内装にしつらえ、高級洋菓子を販売する(筆者撮影)

商業施設は物販60%、食物販25%、飲食店15%の構成だ。下層階から見ていくと、地下2階・地上1階に展開する「東急フードショーエッジ」のテナントは多くの新業態や日本初のテナントを入れ、かなり価格帯の高いラインナップにしている。地下1階にはJR東日本の子会社が運営する高級スーパー「KINOKUNIYA」が入居する。

内装にもこだわっており、地下2階はフロア全体を染付のお皿に見立て、1階はヌガーの断面をイメージしたデザインで仕上げた。

こうしたこだわりは上のフロアでも共通であり、中でもJR線・東京メトロ銀座線と直結する3階には「バレンティノ」や「ティファニー」、「ブルガリ」といったハイブランドを配置した。5階、6階は東急百貨店の新業態である「+Q」(プラスク)として、百貨店らしい内装と高度な編集力による企画や内装設計がなされている。

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