有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス

しまむら、客離れに歯止めかからない深刻事情 利益は下げ止まるも、昨夏から客数減が続く

5分で読める 有料会員限定
2/3 PAGES

だが、その落ち込みぶりは天候要因だけでは説明しきれない。確かに、天候不順に見舞われた4月と7月の既存店売上高は前年同月比10%以上の減少と突出して悪かったが、客数については、3月以外のすべての月が3%以上のマイナスとなっている。

過度な安値セールを減らしたため、客単価が上がった反面、客数が伸びなかった側面はあるだろう。

失われた“しまむららしさ”

しかし、客数減の主要因として考えられるのが、顧客離れの長期化だ。しまむらでは2015~2016年に、PB(プライベートブランド)商品の「裏地あったかパンツ」や「素肌涼やかデニム&パンツ」が大ヒットした。が、その後は集客を促すような新たな人気商品を生み出せていない。

1つの品番で大量に売れるPBがヒットするかたわら、売り場の整理やアイテム数の絞り込みを進めすぎてしまい、多種多様な商品が雑多に混在する“しまむららしさ”も徐々に失っていった。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数