盲腸線と言われて残念な「超ミニ支線」10選 数㎞とかなり短いが、頑張ってほしい区間

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5)東海道本線 美濃赤坂支線(南荒尾信号場―美濃赤坂)

この支線を走る列車は、現在では大垣と美濃赤坂駅を往復するのみである。所要時間は片道約7分だ。

美濃赤坂駅は旅客は少ないが貨物列車が往来する(筆者撮影)

大垣駅から南荒尾信号場までは東海道本線を走り、信号場で分岐するとすぐに荒尾駅に停車、その後3分程走って終点の美濃赤坂駅に到着する。

元々は周辺で産出される石灰石などの輸送のために敷かれた路線で、美濃赤坂駅で接続する西濃鉄道に直通する貨物列車が運転されているため、構内は広い。

工場への通勤路線

6)鶴見線 海芝浦支線(浅野―海芝浦)

線路としては浅野駅の手前で分岐し、海芝浦方面への専用ホームに停車して、終点海芝浦に向かう。

海芝浦駅に隣接した海芝公園(写真:sugar/PIXTA)

東芝の工場に行くための駅であり、今では一般客用に駅隣接の公園が設けられている。鉄道ファンには人気の支線だが、昼間は2時間ごとと本数が激減するので注意が必要だ。

公園から見える運河と工場夜景が人気で知る人ぞ知るデートスポットである。

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