トヨタ「新型RAV4」実際買うならどのグレードか 駆動方式や各グレードの価格をチェック!
そして2.5リッターハイブリッド仕様の「HYBRID G(381万7800円)」と「HYBRID Xの4WD車(345万0600円)」には、トヨタのハイブリッド4WDに広く採用されている「E-Four(電気式4WDシステム)」が搭載される。
こちらは加速時や雪路などの滑りやすい路面で、スムーズに4WD状態へ切り替えることで、発進性、走行安定性を賢くアシストするもの。さらなる進化によって後輪トルクの出力を増加させたうえで、前後輪トルク配分を100:0~20:80へと高め、より緻密に制御。旋回時に、思い描いたターゲットラインを的確に捉えてくれる。
なお、4WDとしての走破性は、ダイナミックトルクベクタリングAWD>ダイナミックトルクコントロール4WD>E-Four(電気式4WDシステム)となるので、使い方や目的でチョイスしたいところだ。
ちなみに4WDは不要というユーザーにはガソリンエンジンモデルの「Xの2WD(260万8200円)」とハイブリッドモデルの「HYBRID Xの2WD(320万2200円)」の2択となる。
Adventureのコストパフォーマンスのよさ
専用デザインのバンパーや大型ホイールアーチモール、専用の2トーンカラーの設定など、アグレッシブなイメージを持つRAV4のイメージリーダー的なAdventureと本革ステアリングやパワーバックドアに加え、ほかのグレードではオプション設定となるインテリジェントクリアランスソナーやリアクロストラフィックオートブレーキ+ブラインドスポットモニターなどが標準装着となるG系、装備を厳選してリーズナブルな価格としたX系に分類されるが、専用装備を持ちながらダイナミックトルクベクタリングAWDという先進の4WDシステムを持つAdventureのコストパフォーマンスのよさが光る。
HYBRID Gの4WDも動力性能や燃費のよさなどが魅力的ではあるが、Adventureに比べて70万円弱も高くなってしまうことを考えると、やや割高感を感じてしまうのではないだろうか。
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