アップル製スマートスピーカーは「買い」か? 価格はアマゾンやグーグルの「5倍」だが…
アップルはアメリカ時間7月9日、MacBook AirとMacBook Proの廉価モデルを発表した。いずれもこれまでより値下げされながら、性能が向上している。
MacBook Airはエントリーモデルのノート型Macで、2018年10月に久しぶりのアップデートで、新しいデザインとRetinaディスプレーへの移行を果たした。今回のアップデートでは、環境光に応じてホワイトバランスを調節するTrueToneディスプレーに対応。新しい価格は一般向けが11万9800円、学生・教職員向けが10万9800円。
またMacBook Proのエントリーモデルはこれまでタッチ操作可能なファンクションキー「Touch Bar」が非搭載だったが、今回の刷新でTouch Barが搭載され、指紋認証のTouch ID、T2セキュリティチップも内蔵された。一般向けの価格は13万9800円、学生・教職員向けは12万9800円となる。
MacBookシリーズはボディの堅牢性に加え、毎年刷新されるMac OSのアップデートで動作速度が高速化されており、性能的に陳腐化しにくい。そのため学校で4~5年使う場合、トータルのコストを安く抑えられる可能性が高い。しかも、これらの新製品に採用されているバタフライキーボードに不具合が生じた場合は、過去に発売された製品と同じく、無償修理を受けることができる。
なお、12インチのMacBookはラインナップから姿を消すこととなった。
HomePodがついに日本で発売される
MacBookシリーズの刷新とともに日本向けに発表されたのは、アップルのスマートスピーカー「HomePod」だ。今夏には発売される予定だ。
HomePodはiPhone 6と同じA8プロセッサーを内蔵するスマートスピーカーだ。直径14.2センチ、高さ17.2センチの円筒形をしたスピーカーには、2センチも動くウーハー、7つの高音用スピーカー、そして6つのマイクを備えている。
設置すると、自動的に環境を分析し、直接届く音、壁などに反射して間接的に届く音を細かく制御して、単体でも豊かなステレオ環境を実現してくれる製品だ。2つのHomePodを設置することもできるほか、複数の部屋に置いてあるHomePodを連携させて巨大な音響空間を作り出すこともできる。
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