40~50代こそ今すぐ「週末起業」をするべき理由 稼ぐ力が身に付く「大人の週末起業」の始め方
アラフォー、アラフィフ世代が苦難に直面
今から20年ぐらい前に、私が提唱した「週末起業」は多くの人に受け入れられました。会社に勤めながら週末は自分のビジネスを立ち上げ、軌道に乗ったら独立する。そんな起業スタイルが、もっと収入を増やしたい、リストラなどに備えたい、というサラリーマンに支持されました。
あれから20年、私が再び週末起業を提唱するのは、サラリーマン、中でもミドル以降(40~50代)の人たちが新しい苦難に直面しているからです。それは、長寿です。人生が100年になったら、職場を去った後の年月が30~40年にもなる可能性があります。そうなれば、退職金などの蓄えは底をつく人もいるでしょう。これまで、老後のお金は年金に頼ってきました。しかし、今後はそうはなりません。年金の財源が底をつくからです。
こうした不安を受けて、さまざまなアドバイスを書籍などで目にするようになりました。しかし、いずれも対応策は「所得の一部を貯蓄に回し、あとはできるだけ長く働く」という具合に、個人の自助努力を促すものになっています。結局、足りない分は自分で稼ぐしかないのです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら