米中通商協議の妥結は意外に早いかもしれない トランプ大統領の「直観」は、結構正しい

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ここからは恒例の競馬コーナーだ。春のG1シリーズも真っ只中。その中でも難所は先週のNHKマイルであり、今週末のヴィクトリアマイル(G1、12日東京競馬場11R、距離1600メートル)である。

例年、ここで大番狂わせを目撃して調子が狂い、後に続くオークス、ダービーに向けて貴重な軍資金を減らすという惨事が繰り返されている。

先週も絶対人気のグランアレグリアが5着に沈み、「NHK参る」と天を仰いだファンは少なくなかったはずだ。桜花賞では圧勝だったのに。あの子はねえ、きっとレースに牡馬が入ると意識しちゃって、力が出せないタイプなんですよ。

天邪鬼なヴィクトリアマイルの本命はデンコウアンジュ

今週末に控える「ヴィクトリア魔居る」も、過去5年連続で単勝5番人気以下の馬が勝っている天邪鬼なレースである。2015年には3連単で2000万円超という特大馬券が飛び出したこともある。

ここはTV東京『ウィニング競馬』のMC、「ジャンポケ斎藤流」でオッズを度外視して選んでみよう。

本命はデンコウアンジュ。4月の阪神牝馬ステークスから直行する馬が多い中で、中山牝馬ステークスを4着、福島牝馬ステークスを1着と尻上がりでこのレースを迎えている。上がり33秒台の末脚があり、前走1800メートルから短縮になるのも好材料。

一昨年のレースで2着につけていることも、「リピーター現象」が多いこのレースでは買い。鞍上は大ベテランの柴田善臣騎手だが、令和2度目のG1レースにはピッタリの「顔」ではないか。

それ以外では府中が大得意のアエロリット、中山牝馬ステークスを制したフロンテアクイーン、後は戦績が安定しているミエノサクシードあたりにピンとくるものがある。単複で狙うか、ワイドで広げるか、それともお得な馬連かは当日の雰囲気次第。「母の日」に行われる牝馬のマイル戦をどうかお見逃しなく。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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