30代女性が婚活アプリで騙された驚きの手口

5年間婚活してなぜ相手に巡り会えないのか

また、出会い系居酒屋やバーの場合、年齢や条件を区切った婚活パーティーとは違うので、そこにどういう人たちがいるかは行ってみないとわからない。婚活パーティーの場合は、3〜5分話して次に移動し、まずは全員と話をしてからのフリータイムに入るが、居酒屋やバーは相手に気に入られてしまうと席を移動しにくくなるし、いいなと思った人がいてもそのテーブル席が盛り上がっていると、そこに割り込んではいきづらい。

これらは実は、効率の悪い婚活方法なのだ。

「日々の仕事は忙しい。婚活はうまくいかない。そんなときに、友達が婚活アプリで出会った男性と結婚したんです。“これだ!”と思いました」

佳代子は、その友人と同じ大手の婚活アプリに早速登録をした。

「条件で絞れるし、写真もあるからどんな人が来るかはだいたい予想できる。まずは会ってみたい人とサイトでやり取りをして、会う約束を取り付けていきました。そうしたら、始めて間もなく、すごくすてきな男性に出会ったんです。“ああ、もっと早くに始めていればよかった”と思いました」

ところが、お付き合いが始まって2カ月経った頃に、大どんでん返しが待っていた。

「彼に呼び出されて、『ごめんね。実は結婚しているんだ』と言われたんです。交際は順調だったし、このまま結婚に向かえると思っていたので、頭の中が真っ白になりました」

その男性は、自分にまっすぐな思いを向けてくる佳代子の姿に接しているうちに良心の呵責にさいなまれ、「すべてを正直に話そう」と思ったのだという。

しかし、その言葉は本当だろうか。

男性の中には女性の気持ちが完全に自分に向いているのがわかったら、既婚者である事実を告げ、そのまま不倫関係に持ち込む人がいる。また不倫だとわかっても、相手を好きになっているとそのまま関係をズルズルと続けてしまう女性もいる。

真剣に結婚をしたかった佳代子は、不倫してまで関係を続ける気持ちにはなれなかったし、何よりうそをついていたことが許せなかった。

「その告白をされた日以来、連絡先は削除して、こちらにも一切連絡が取れないように番号をブロックしました」

「見た目がドンピシャ」の彼に出会った

一度失敗したからといって、立ち止まっている暇はないと思った。

「またアプリを再スタートさせました。そうしたら今度は、5歳年下の見た目がドンピシャのタイプの男性とマッチングして、お付き合いするようになったんです。最初の既婚男性よりも急速で好きになりました」

会ったその日に会社の名刺を渡された。「小さな会社だけど、IT業界では急成長をしているし、将来的には会社の主軸になって働きたいんだ」という言葉に頼もしさも感じた。

「勤め先を明かしてきたことで、すっかり信用してしまいました」

今度こそ結婚できる。しかも、相手は年下。これまでうまくいかなかった婚活が一気に報われた気持ちになっていた。

ところが付き合って3カ月くらい経った頃、彼が関西に赴任することになった。

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