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ただ、進学実績だけならどの成績層に手をかけるかを変えれば、外部の力を借りなくとも改善はできそうだ。都立高に個別指導塾を導入する狙いは、実はもう1つある。ノウハウの移転だ。
「対象となる2校では、外部講師の指導を教師が見学して、大学受験に対応した教科指導(力)の向上を図ってもらう」(鈴木主任指導主事)。日比谷高校などの進学指導重点校では、受験指導を学校全体で実施するシステムがすでに出来上がっていて、教師の異動の影響を受けにくい。しかし、中堅校以下になると属人的要素が大きく、受験指導に長けた教師が異動すると、その学校の受験指導のあり方が様変わりすることがままあるようだ。つまり、生徒の学力を底上げすると同時に、教師の指導力も高めたいというわけである。
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