医師が警告!「見た目が老ける悪習慣」5大NG 飲酒、タバコ「以外」に気をつけるポイントは
また、「見た目の若さ」を保つには、顔を「正しく洗う」ことも大切です。
洗顔の回数は「朝晩2回」が適当
「洗顔」と「保湿」に対する悪習慣もよく見かけます。たとえば「洗顔」の場合、女性は洗顔料を使う人が大半でしょうが、男性は普通の石鹸やボディソープで洗ってしまっているという人が多いのではないでしょうか。
しかし、顔は皮膚が薄く、体は皮膚が厚いというように、皮膚の構造を見ても顔と体の皮膚では違いがあります。実際、皮膚科医が処方する塗り薬も手足と顔に同じものを使うことはありません。石鹸も顔と体のそれぞれに合ったものを使用しましょう。
また、洗顔のしすぎは「皮脂膜」という油の膜がとれて皮膚環境が乱れてしまうので注意が必要です。ニキビができてしまったときや、汚れを感じたときには適宜洗ってOKですが、洗う回数は朝晩2回程度が適当です。
「保湿」は「洗顔」と同じくらい重要です。男性の場合、洗顔後に乾燥で肌がカサカサな状態でも、気にせずそのまま放置している人が多いように思いますが、乾燥は男女問わず、肌荒れ、かゆみ、乾燥ジワなどトラブルのもとになります。
つまり、乾燥を放っておくと男性も「老け見え」が加速してしまうのです。「老け見え」にならないように、入浴後なら5分以内、洗顔後はすぐの「ちょっと肌が濡れているぐらい」を目安に保湿剤をつけるようにしましょう。
「紫外線や洗顔」など「皮膚」に対しての対策も大切ですが、「老化を早めてしまう食べ物」をとらないことも大切なことです。
老化を早める食べ物の筆頭は、ハンバーガーなどのファストフード、スナック菓子やカップ麺などの「ジャンクフード」です。ジャンクフードの特徴は、ビタミン・ミネラルが不足していて栄養バランスが悪いことと、酸化した油が使われている可能性が高いことです。
「酸化した油」は「過酸化脂質」といいますが、これが体に入った場合、体を酸化させ、動脈硬化や心筋梗塞、認知症などにつながる恐れがあります。また、私たちの細胞は「脂質」を原料とする細胞膜で覆われているため、どんな油を摂取するかによって、健康な体になれるかどうかも大きく左右されます。
さらに「油の過剰摂取」は、さまざまなアレルギーや頭皮のかゆみの原因になるといわれています。頭のかゆみで受診する人のなかには、油の摂取を控えてもらうだけで症状が改善する人もいらっしゃいます。
手軽に食べられるので、ついつい手が出てしまうジャンクフードですが、「老け見え」が加速しないように十分注意しましょう。
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