「結婚式の常識」から外れるイマドキの式事情

しきたりから合理性を重要視する動きもある

結婚式も時代によって違いがあります(写真:Tom Merton/iStock)

最近、結婚式/披露パーティーに参列したのはいつですか?

読者の年代によって、この質問の答えは意外とばらつくのではないでしょうか。結婚式は友人や親族として招待され参列することが多く、「今年は数回参列した!」という方がいる一方で、「ここ数年招待されていないなぁ」という方もいらっしゃると思います。

数年出席していない方にとって、「結婚式」のイメージはどのようなものでしょうか。考えられている結婚式のイメージと、現在の結婚式の内容は少し違ってきているかもしれません。本稿では最近の結婚式事情について、データなどを用いながら分析してみたいと思います。

結婚式のトレンドを振り返る

結婚情報誌『ゼクシィ』が追ってきたここ30年の結婚式のトレンドの変遷を振り返ってみても、

1990年以前 ハデ婚 :会場や内容の、豪華さや煌びやかさを重視
1990年代 ジミ婚 :派手なことを避け、2人の納得感を重視
2000年代 アットホーム婚 :形式ばらない、ゲストとの距離感が近いことを重視
2010年代 つながり婚 :ゲストに感謝を伝え、参列者との絆を確かめあうことを重視
現在 ありのまま婚 :ありのままの“2人”/背伸びしないことを重視

と少しずつ変わってきています。

現在の「ありのまま婚」と言われる結婚式は、後述しますが、今までの「結婚式/披露パーティーってこうやるのが当たり前」といういわゆる「常識」から外れる事例も出てきています。

初婚年齢の上昇に伴い、結婚する方の親の年齢も50代後半~60代前半の方が多くなってきており、「ああしろ、こうしろと口を出す」のではなく、「子どもの決めたことを応援する」という考えの親が増えてきているのも一因になっています。

次ページ結婚式総額の平均は?
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • トクを積む習慣
  • ネットで故人の声を聴け
  • 本当に強い大学
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
消える仕事、残る仕事<br>1億人の「職業地図」

コロナ、AI、脱炭素――。私たちの雇用を取り巻く環境が激変しています。今後、どんな職業を選ぶかは死活問題に。2030年に向け「消える仕事」「残る仕事」36業種、「会社員の価値」がわかる9職種を掲載。本特集が職業を改めて考える機会になれば幸いです。

東洋経済education×ICT