娘とうまくいかない父親に共通する思い込み 母親まかせはNG、成長に合わせた接し方を

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中学生、親離れが始まり、親よりも友人との付き合いが楽しくなる頃、ついに父親は娘の口から衝撃的な言葉を聞くことになる。「パパなんて嫌い!」「うるさい」「ウザイ」。これは娘が父親を異性として意識するあまり、いったん離れていこうとするからで、好きの裏返しとも言える、娘自身でもどうしようもない感情なのだ。

親なら思わず「誰に向かって口をきいているんだ」「1人で大きくなったと思っているのか」などと言ってしまいがちだが、目に余る言動にはアサーションで対応し、そっとしておこう。

娘は夫婦の関係を見ている

この時期、家庭において大切なのは夫婦関係だ。自分のことが原因で夫婦喧嘩になれば、娘はいたたまれなくなる。娘にとって両親は唯一の夫婦モデル。両親の仲が悪いと、娘は結婚に対していい感情を抱かなくなってしまう。娘は父親と距離をとりながらも、しっかりと観察しているものだ。夫婦喧嘩はしないに越したことはないが、する場合は場所を選ぼう。

また、母親が父親に対して家庭内で肯定的なコメントをしているか、否定的なコメントをしているかで、娘の父親に対する印象は大きく変わる。肯定的なコメントを聞くと父親に対していいイメージを持ち、父親の生き方や考え方を受容する傾向にある。母親は、(本音は違っても)娘の前で父親の欠点や悪口を言うことは避けよう。

高校生ともなると、進学や就職など、将来の大きな進路選択をする時期がやってくる。娘が進路を決められず悶々と悩んでいるようだったら、あれこれ意見を言うよりも自分の若い頃の話をしてみよう。同じように悩み、失敗したことも正直に話す。注意したいのは自慢話にはしないということ。そして「どんな道を選ぼうと必ず応援する」と伝える。人生の先輩として向き合ってくれる父親の姿に、娘は自信を持ち、大きな支えとして心に刻む。

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