マリオット、5億人の顧客情報流出の可能性 傘下の「スターウッド」にハッカー攻撃

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 11月30日、米マリオットは「シェラトン」や「リッツ・カールトン」などのホテルを展開する傘下スターウッド・ホテルズの予約データベースがハッカー攻撃を受け、約5億人の顧客の個人情報が流出した可能性があると発表した。ニューヨークで2015年11月撮影(2018年 ロイター/Andrew Kelly)

[30日 ロイター] - ホテル世界最大手の米マリオット・インターナショナル<MAR.O>は30日、「シェラトン」や「リッツ・カールトン」などのホテルを展開する傘下スターウッド・ホテルズの予約データベースがハッカー攻撃を受け、約5億人の顧客の個人情報が流出した可能性があると発表した。

今回の個人情報流出は、2013年に起きたヤフーの30億アカウントの情報流出に次いで、過去2番目の規模となる見通し。

マリオットによると、3億2700万人の顧客については、パスポートや電話番号、電子メールアドレスなどの情報が流出した恐れがある。一部の顧客については、クレジットカード番号が流出した情報に含まれる可能性があるという。

マリオットは今年9月、データベースに不正アクセスがあったことを初めて確認。調査を開始したところ、不正アクセスが2014年から始まっていたことが発覚した。

マリオットは2015年11月、スターウッドに買収提案。買収は16年9月に完了したことから、情報流出はマリオットがスターウッドを取得する前から始まっていたことになる。

ニューヨーク、コネチカット、イリノイ各州と英国の規制当局が調査を開始する方針を発表。マリオットは30日から、影響を受けた顧客に連絡を始めるという。

マリオットは、今回発覚した不正アクセスによる財務上の影響を推計するのは時期尚早とし、長期的な財務への影響はないとの認識を示している。ヤフーは2013年の情報流出に絡み、訴訟関連費用4700万ドルを計上している。

個人情報流出のニュースを受け、マリオットの株価は約5%安で推移している。

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