「GAFAの本質」を知らないと勝ち組になれない 「IT四強」が変えた世界を生き抜く4大習慣
GAFAを使うこと、そしてそれを理解することは、テーブルに賭け金を置くことだ。さあ、ゲームに参加しよう。
自分の名前で検索する「エゴサーチ」を大切にする
あなたは心理的に成熟していて、好奇心も根性も持ち合わせている。しかしそれはあなただけではない。どうすれば他の聡明な者たちから抜きんでることができるだろうか。第一に、自分の特技を強調して、自信を持ってできる仕事の限界を広げておく必要がある。
次の質問を考えてほしい。あなたを宣伝するメディアは何だろうか。ビールならテレビ、高級ブランドなら出版物だが、"あなた"を宣伝するのにいちばんよいメディアは何か。インスタグラム、YouTube、ツイッター、企業のスポーツチーム、スピーチ、本、青年社長会、アルコール(そう、うまく使えば酒もあなたの楽しさや魅力を伝えるメディアになる)、あるいは食事。
あなたには自分のすばらしさを広めるためのメディアが必要だ。よい仕事をしても、それを宣伝して自分のものだと主張しないと、正当な報酬は得られない。自分を宣伝するなんてみっともない、質の高い仕事をしていれば見てくれる人がいるはずだと思いたくなる。しかし現実はそうはならない。あなたのすばらしさに触れる機会のない人のほうが圧倒的に多い。
10人、1000人、1万人にあなたを伝える方法を考えてみてほしい。幸いなことに、いまはソーシャル・メディアという便利な手段がある。ただしそこで目立つためには、殴り合いくらい激しい競争を勝ち抜かなくてはならない。
私にはツイッターで5万8000人のフォロワーがいる。そこそこの数だが、すごいというレベルではない。それでもここまで増やすのに、1日15分かけた投稿を6年続けた。
私たちの週刊「ウィナーズ&ルーザーズ」の動画は、週に40万回視聴されている。しかし138週前に公開した1本目の動画の視聴回数は785回だった。これは私と9歳の子どもがふざけて、家庭用ビデオで撮影したものではない。アニメーター、編集者、調査員、スタジオ、メディア(そこで配信と視聴回数を買っているのだ)に、2年半にわたり継続的に投資をしてきた結果なのだ。
文章がうまい人もいれば映像表現がうまい人もいる。あなたの得意なものに積極的に投資して、弱みが足を引っ張らないよう工夫をする。
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