「VRアミューズメント」が次々登場する舞台裏 渋谷に2施設オープン、VR映画も登場
今秋、再開発が進む東京・渋谷にVR(仮想現実)専用アミューズメント施設が相次いでオープンする。
10月25日、JR渋谷駅のスクランブル交差点前のファッションビル「MAGNET by SHIBUYA109」内に、VR専用のアミューズメント施設「JOYPOLIS VR」が開業する。
アトラクションの1つでは、映画「ターミネーター」の世界観を表現した。バックパック型PCとVRゴーグル、ヘッドフォンを装着すると、何もない体験ブースが敵のアンドロイドがうごめく荒れ果てた郊外に一変。体験するプレーヤーの顔を3DスキャンしたアバターがVR上に表れ、最大4人がチームとなって迫り来る敵を倒しながらミッションの達成を狙う、VRガンシューティングゲームになっている。
ほかにもeスポーツと親和性の高い対戦型VRアトラクションや、謎解き脱出型のVRホラーアトラクションなどが導入される予定。「VRになじみのない初心者にも気軽に楽しんでもらえるアトラクションをそろえた」(運営するCAセガジョイポリス広報)。
「VRお化け屋敷」が渋谷に登場
11月23日には、映画館「109シネマズ」を運営する東急レクリエーションが、渋谷区宇田川町のビル内に「ティフォニウムシブヤ」をオープン予定だ。同施設はティフォン社が開発し、お台場で運営しているVRアミューズメント施設を、FC形式で東急レクリエーションが運営する。
ティフォンは米ウォルト・ディズニー社の2014年のベンチャー支援プロジェクトに選ばれた、VRとAR(拡張現実)を組み合わせたMR(複合現実)コンテンツ制作会社。同社はウォルト・ディズニーから出資を受けており、東急レクリエーションも今回、FC運営とあわせて出資を発表している。
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