中国、GDPの算出方法を抜本見直しへ いままでは「1993年ルール」で計算
[上海 19日 ロイター] -中国は国内総生産(GDP)の算出方法の抜本的な見直しを計画している。世界的な基準に沿うように変更する。新華社が18日、国家統計局の許憲春副局長の話として伝えた。
同副局長によると、国連の2008年国民経済計算体系(08SNA)に沿った算出方法の導入が提案されている。現行の算出方法は1993年のものに準じているという。
早ければ2014年末から新たな算出方法の運用が始まる。
計算方法が改められれば、研究開発費が固定資本としてGDPに算入されることになる。また、持ち家の価値を算出する新たな方法を取り入れるほか、農業従事者の収入の計算方法も変更される。会社従業員が保有する株式オプションも賃金の一種として指数化する。
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