10月米輸出物価は予想外に下落

世界経済の弱さ示す

11月15日、10月の米輸出物価は予想外に下落し、世界経済の弱さを示唆した。写真はロサンゼルス港付近で2012年12月撮影(2013年 ロイター/Jonathan Alcorn)

[15日 ロイター] -米労働省が15日発表した10月の輸出・輸入物価統計は、輸出物価が予想外に下落し、世界経済の弱さを示唆した。石油価格の大幅下落を受けて輸入物価もマイナスとなった。

輸出物価は前月比0.5%下落。エコノミストは0.1%の上昇を予想していた。下落は過去8カ月間で7回目。欧州など貿易相手国の景気が振るわず、米輸出業者が価格を引き上げることが難しい状況にあることを示唆する格好となった。

輸入物価は0.7%下落。エコンミスト予想は0.4%下落だった。石油輸入価格が3.6%下落し、過去1年余りで最も大幅なマイナスとなったことが重しとなった。

日本からの輸入物価は0.2%下落。日銀の大規模緩和で円相場が下落し、輸出競争力の向上につながっている可能性を示唆した。日本からの自動車輸入価格は前月比0.1%、前年比では1.4%、それぞれ下落。前年比の下落率は労働省が統計を開始した1981年以来の大きさとなった。

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