良品計画の中間営業益は7期連続で最高に ファミマ向けは急減
[東京 3日 ロイター] - 良品計画<7453.T>は3日、2018年3─8月期の営業利益が前年比11.5%増の235億円になったと発表した。国内はファミリーマート向け取引の縮小などで減益となったが、東アジアが好調に推移、7期連続で過去最高を更新した。
売上高にあたる営業収益は前年比10.0%増の2012億円と8期連続で過去最高となった。
ファミリーマート向けの売上高は前年比46.2%減の26億円と急減。会見した松崎暁社長は「これまでファミリーマート店舗では商品を陳列する什器(じゅうき)が3台あるいは2台だったが、9月1日から1台となった。このため上期から供給を落とさざるを得なくなった」と説明した。
主力の国内直営店の売上高は前年比8.5%増の938億円と好調だった。
通期業績予想は据え置いた。営業利益予想は前年比10.4%増の500億円と、アナリスト11人の予測平均値502億円とほぼ一致している。
銀座旗艦店が来年4月開業
同社はこの日、銀座3丁目に開業予定の「無印良品」の世界旗艦店の開業日が来年4月4日に決まったと発表した。「MUJI HOTEL」も同時に開業する。
(志田義寧)
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