人気「コードレス掃除機」のいま買うべき3選 対ダイソンの本命はパナソニックの新モデル

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「V10」が吸引性能、使い勝手ともに非常に高いレベルにあるのは間違いない。初めてスティック掃除機を買う人はもちろんのこと、「V6」以前のコードレススティック掃除機を使っている場合の買い替えにもオススメできる。

静電モップと掃除機のコラボという新しい考え方

高性能モデルではなく、コードレススティック掃除機をもっと手軽に購入したいという人にオススメしたいのがアイリスオーヤマの「極細軽量スティッククリーナー IC-SLDCP5」(実勢価格1万9900円)だ。

アイリスオーヤマの「極細軽量スティッククリーナー IC-SLDCP5」は本体背面にモップをしまっておける(写真:アイリスオーヤマ)

本体価格は2万円を割っており、コードレススティック掃除機の中でもお手頃価格で購入可能。そして静電モップが付属するというほかにはない利点もある。吸引力は高級モデルと比べると劣る部分もあるが、フローリングで使う分には問題なし。「極細軽量スティッククリーナー IC-SLDCP5」はワンタッチでゴミが捨てられる紙パック式を採用しているが、約1年分のゴミパック約25枚が付属しているのもうれしい。

カーペットもよっぽど汚れていたり、毛足が長くなければ、問題なく掃除できる。本体は1.4キロと軽くて、女性でも軽快に使えるだろう。「ほこり感知センサー」の搭載により、床がきれいになったことがわかるのもうれしい。本体だけで自立するので、掃除中にちょっとほかのことをするといったことができるのも便利だ。

アイリスオーヤマはスタンドに置いたままで静電モップについたホコリが吸い取れる(筆者撮影)

そして静電モップだ。本体背面にモップをしまっておくことができ、棚の上やテレビ台の周りなど、掃除機をかけにくい場所のホコリをモップで吸着できる。そしてそのホコリを掃除機で吸い込めるというわけだ。床だけでなく、普段掃除しにくい棚の上なども、これ1台できれいにできる。

2018年の注目コードレススティック掃除機として、上記の3モデルを選んだ。この中からライフスタイルに合った1台を選んでほしい。

コヤマ タカヒロ デジタル&家電ライター

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Takahiro Koyama

1973年生まれ。大学在学中よりカルチャー誌でライターデビュー。パソコンやデジタル機器、家電製品など電気が流れる機器と、それらにまつわるビジネスについてさまざまな媒体にて執筆活動を展開。得意分野は家電とデジタル機器がクロスする部分。また、米・食味鑑定士の資格も有しており、炊飯器など調理家電の評価・検証にはより力を入れている。

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