エアビー、「万里の長城に1泊」を撤回したワケ

監視塔に4組が宿泊できるはずだったが…

 8月9日、米民泊仲介サイトのエアビーアンドビー(Airbnb)が中国で展開した「万里の長城で一泊」という宣伝キャンペーンが、地元当局の支持が得られず撤回された。写真は6月東京で撮影(2018年 ロイター/Issei Kato)

[北京 9日 ロイター] - 米民泊仲介サイトのエアビーアンドビー(Airbnb)が中国で展開した「万里の長城で一泊」という宣伝キャンペーンが、地元当局の支持が得られず撤回された。

同社は先週、万里の長城の監視塔のひとつに4組が宿泊できるとし、募集を開始していた。

しかし、現地の文化委員会は6日、ユネスコの世界遺産に登録されている万里の長城の保全方針にそぐわないとして、このキャンペーンを支持しないと表明した。

エアビーアンドビーは声明で、政府の方針を理解し尊重すると述べ、キャンペーンの中止を発表した。ただ、キャンペーンの開始は数カ月におよぶやり取りでの合意に基づくものだった、と釈明した。

これに対して文化委員会はミニブログのウェイボー(微博)で、エアビーアンドビーから何の申請も受けていないし、承認もしていないと反論した。地元メディアがこのやりとりを9日報道した。

エアビーアンドビーは、今後も「旅先としての中国の魅力を紹介するさまざまな体験やキャンペーンに取り組んでいく」としている。

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