スマホゲームの王者がパズドラと組むワケ スーパーセルCEOにソフトバンクグループ入りの狙いを聞く

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――株式を上場する選択肢もあったと思うが。

長期的な視点で考えることが大切だ。スーパーセルは創業3年の若い会社で、まだ2つしかタイトルを出していない。今は目の前の事業に専念したい。上場となればそれは難しくなってしまうだろう。ソフトバンクと組むことで、より事業に専念できると考えた。

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パーナネンCEOは10月31日のソフトバンク決算説明会に登壇。

――新タイトルの投入など、今後の事業計画は?

まずは既存のゲームを強化していくことだ。ゲームは非常に厳しい競争の中にある。クラッシュ・オブ・クランとヘイ・デイがトップを維持するためには、継続的にゲームを改善していかなければならない。また、来年に向けた新しいタイトルの試作・開発を進めている。これもしっかりやっていきたい。さらに、スーパーセルでは優秀な社員を集めているが、社員の開発環境をどれだけ改善していけるか、引き続きベストな環境を作りたいと思っている。

ガンホーは兄弟のようなもの

――ガンホーにはどのような印象を持っているか。

日本の市場に興味を持ったのは今年の初めころだ。欧米のゲーム業界ではこんな言葉がある。「ゲーム会社にとって日本は墓場である」と。実際、日本市場でうまくいかず、頓挫してしまうケースは多い。そのため、独自に進出するのではなく、ガンホーとコンタクトをとりながら、さまざまな打ち合わせを重ねていった。その中で、ガンホーと当社には共通の文化があることに気づいた。

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