豪政府、中国大手に参入許可せず

華為技術のブロードバンド網整備に懸念

10月29日、豪州のブランディス司法長官は全国ブロードバンド網(NBN)整備計画について、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)を参入禁止にする方針であることを明らかに。写真は同社のロゴ。1月撮影(2013年 ロイター/Rick Wilking)

[シドニー 29日 ロイター] -オーストラリアのブランディス司法長官は29日、380億ドル規模の全国ブロードバンド網(NBN)整備計画について、前政権と同様に中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)を参入禁止にする方針であることを明らかにした。

労働党の前政権は、セキュリティー上の懸念から同社の入札参加禁止を決めた。現連立政権の中には、ターンブル通信相をはじめ、参入禁止の見直しを支持する声があったため、解禁への期待が高まっていた。

ブランディス司法長官は電子メールを通じてロイターに対し、新政権は選挙後、セキュリティー担当機関から説明を受けてきたとし、これまでの方針を変更する決定はされていないとコメントした。

これに対し中国側は懸念を表明。外務省の華春瑩報道官は「セキュリティー上の懸念を口実として、2国間の正常な経済協力関係に介入することに、われわれは一貫して反対している」と述べた。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナ後を生き抜く
  • 越湖信一のスーパーカー列伝
  • トクを積む習慣
  • 精神医療を問う
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
悪用された「ドコモ口座」<br>セキュリティーに3つの問題

「ドコモ口座」を使った預金の不正引き出し事件。背景としては、回線契約がなくても口座が使える「ドコモ口座」自体と、安全性の脆弱なシステムで口座接続していた銀行側の双方に問題がありました。情報漏洩の経路も不明で、今後の対応が問われています。

東洋経済education×ICT