スペイン、ボール保持率75%でも勝ちきれず

開催国ロシア、強豪をPK戦で撃破しベスト8へ

一番初めの試合でPKをセーブしたことによってプロのキャリアを歩み始めたアキンフェエフは、それから、アスパスのペナルティシュートを悠然と蹴り上げ、勝利を祝う歓喜の嵐を巻き起こした。

「後半戦、私たちは、守りに徹した。私たちは、ペナルティを望んでおり、実際にそれが起こった。神に感謝だ」とGKは語る。

スペインとフレン・ロペテギに代わって就任したフェルナンド・イエロ監督にとっては、手痛いワールドカップ敗退であった。フレン・ロペテギは、レアル・マドリードの監督就任のオファーを受けた後、大会前日に監督を解任されている。

スペインのボール保持率は75%

「代表団、選手、コーチスタッフは、非常に悲しんでいる」とイエロ監督はレポーターに述べた。「私たちは、この大会に大きな望みをかけていたが、それは実現しなかった」

「15人の選手がこの大会のためにすべてをなげうち、私には全く何の不満もない。これがサッカーだ。ボール保持率で相手を上回り、相手陣地にもより攻め込んでいた。こうした瞬間、効果的でなければならないということは理解している」

ワールドカップやユーロカップでホスト国を破ったことのないスペインは、前半12分、ファーポストでセルゲイ・イグナシェビッチがラモスに倒れ込み、フリーキックをかかとに当て、大会10個目のオウンゴールという形で、先制した。

2010年のワールドチャンピオンは、巧妙なパスでゲームをコントロールしたが、ロシア選手が規律をもって防御する中、追加点を得ることはできなかった。

ロシアも前線では骨抜きであったが、前半41分、ジェラール・ピケのハンドでPKをもぎとり、引き分けとなるチャンスを得た。

FWアルテム・ジュバが、自身大会3度目のゴールとなるPKを決め、静まった観客の目を覚ました。

スペインは、75%のボール保持率で1000以上のパスを行ったが、その有名なティキ・タカは功を奏せず、後半25分、交代選手アンドレ・イニエスタからの低いシュートでアキンフェエフを試すまで待たねばならなかった。

ロシアチームは、既にかなり前から失速し、数人の選手は痙攣を起こしており、延長戦は必死に守りに徹するにすぎなかった。

ロドリゴが素晴らしい全力疾走でシュートを打つも、またしてもアキンフェエフがセーブに現れた。その後、アキンフェエフは、2つのPKをセーブし、ホスト国をラスト8に導いて、国のヒーローとなり、同胞のロシア人は街路に出て勝利を祝った。

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