IT講師殺害「低能先生」犯行声明に見る"異様"

人気ブロガーHagex氏を刺殺

面識がない人を狙った理由は(写真:DragonImages/iStock)

昨日、6月24日夜、福岡市中央区大名の旧大名小学校内で東京のインターネットセキュリティー関連会社の岡本顕一郎さん(41)が刺殺された。福岡県警は翌日、殺人と銃刀法違反の疑いで福岡市中央区の無職、松本英光容疑者(42)を逮捕した。

しかし、2人にはまったく面識がなかった。警察の調べに対し、松本容疑者は、「ネット上のやりとりで、恨んでいたので、殺そうと思った」などと供述している。

待ち伏せし、包丁で刺した

凄惨な事件が起こったのは、24日夜8時ごろ。

当記事は、AERA dot.の提供記事です

旧校舎を活用した創業支援施設「福岡グロースネクスト」で講演会の講師として来ていた岡本さんを1階トイレで松本容疑者が待ち伏せし、刃渡り16.5cmの包丁で刺した。

「岡本さんは首や胸、腕などかなりの数、刺されていた。現場はまさに血の海状態で、ほぼ即死状態」(捜査関係者)

福岡県警は緊急配備で、容疑者を追った。すると、24日深夜になって「松本容疑者が血のついた包丁を持って、交番に出頭。『自分が刺して殺した』と申し出たため、緊急逮捕した。人を殺したとは思えない、淡々とした様子だったそうだ」(前出・捜査関係者)

犯行声明が記された犯人のブログ

松本容疑者はなぜ、面識のない岡本さんを狙ったのか。岡本さんはインターネット上でハンドルネーム、「Hagex(ハゲックス)」でブログを執筆し、ネット界では知られる存在。岡本さんはインターネットから、日々のトピックを拾い出して独自の視点で伝えるブログが人気だった。

「松本容疑者は、面識がない岡本さんにネット上で馬鹿にされたと思い込んで、福岡のセミナーに来ることを知り、殺そうと思ったと動機を語っている。岡本さんから『ネット弁慶』と指摘されたことに腹が立ったと語っている」(前出・捜査関係者)

「ネット弁慶」とは、インターネットでは、威勢のいい、強気な話を書き込むが、実際の日常生活ではその逆で、小心者、気弱な人間という意味だ。

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