米株は続伸、S&P500が最高値更新

ハイテク株に買い

10月25日、米国株式市場は続伸。S&P500が再び最高値を更新した。写真はニューヨーク証券取引所(2013年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 25日 ロイター] - 25日の米国株式市場は続伸。S&P500が再び最高値を更新した。マイクロソフトやネット小売りのアマゾン・ドットコムの決算を手掛かりにハイテク株が買われた。

ダウ工業株30種<.DJI>は61.07ドル(0.39%)高の1万5570.28ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は14.40ポイント(0.37%)高の3943.36。

S&P総合500種<.SPX>は7.70ポイント(0.44%)高の1759.77。年初からの値上がり率は23.4%で、2009年に記録した23.5%まであとわずかに迫った。年末時点でこの水準を超えれば、年間の上昇率としては過去10年間で最高となる。

週間では、ダウ平均が1.1%高、ナスダックが0.7%高、S&P500が0.9%高。その他、中小型株のラッセル2000指数<.TOY>が8週連続で上昇し、値上がり期間としては2003年以降で最長となった。

リバティビュー・キャピタルマネジメント(ニュージャージー州)のリック・メクラー社長は「好材料が素直に受け止められているほか、悪材料も連邦準備理事会(FRB)の緩和縮小先送り観測を後押しする格好となっている」と指摘した。

マイクロソフトが6%高と急伸。前日発表した第1・四半期(7─9月)決算は、業務用ソフト「オフィス」などの販売が好調で17%の増益となったほか、売上高も市場予想を上回る伸びとなった。

アマゾン・ドットコムは9.4%急騰し、株価は一時368.40ドルと上場来最高値を更新した。第3・四半期決算は、赤字額が前年同期から縮小し、売上高も予想を上回った。

化学大手デュポン

は前日、二酸化チタン部門を1年半以内にスピンオフ(分離・独立)させる方針を表明、金融市場からの強い圧力に屈した形になった。株価はこの日約13年ぶり高値をつけ、0.8%高の61.90ドルで取引を終えた。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

終値         15570.28(+61.07)

前営業日終値    15509.21(+95.88)

ナスダック総合<.IXIC>

終値         3943.36(+14.40)

前営業日終値    3928.96(+21.89)

S&P総合500種<.SPX>

終値         1759.77(+7.70)

前営業日終値    1752.07(+5.69)

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