不動産投資「失敗しない立地」を見極めるコツ 都心3区以外でも投資すべき場所はある

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たとえば、「この部屋を購入しようと考えているのだけれど、賃貸管理は受けてくれますか?」という質問をして、「大丈夫です」という回答を得られたものでなければ購入しないのです。

駅やエリアについては、視野を広げることが可能だと考えます。東京であれば、山手線のターミナル駅まで乗り換えなしで出られる沿線です。

ターミナル駅というのは、複数の路線が乗り入れている駅という捉え方が分かりやすいかもしれません。東京であれば、具体的に言うと、品川駅、渋谷駅、新宿駅、池袋駅、上野駅、秋葉原駅、東京駅です。その駅そのものが会社などの目的地であったり、その駅で1回乗り換えれば目的地に着けるような駅をターミナル駅と考えています。

そのターミナル駅まで、電車で15〜20分くらいで着ける所までは需要がある。そう私は経験的に考えています。たとえば、品川駅であれば京浜急行線や京浜東北線、渋谷駅であれば田園都市線や東急東横線で、15〜20分に位置する駅です。都心に近い方が良いに越したことはありませんが、それくらい離れても賃貸需要が見込みやすく、都心3区と比べれば価格も抑えられたマンションもあります。

このように視野を広げれば、大家サービスを提供できる部屋の選択肢も広がります。

ヒントは女性誌にあり!

書店に足を運ぶと、グルメ雑誌やファッション雑誌など、いろいろな女性向け情報誌が置いてあります。これらの雑誌で組まれる「特集」に注目してください。街の名前がよく出てきます。中でも、東京の例ばかりになってしまうのですが、「自由が丘」「下北沢」「代官山」は頻繁に取り上げられます。その理由は、何でしょうか?

答えは、その街に「魅力」があるからです。

魅力がある街には、楽しそうだと感じて多くの人が集まってきます。情報誌の特集を見れば、人が集まってくる所がどこなのか見えてくるのです。

人が集まる街は、「そこに住んでみたいなぁ」というあこがれの対象にもなりやすい街でもあります。住まいを探している人は、自分が良いイメージを持っている街に住みたいと思うのは当然です。

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