伊新政権の財政拡大措置に中銀総裁が警告

身の丈に合わない政策なら「崖から転落」

 6月8日、イタリア銀行(中央銀行)のビスコ総裁(写真)は、同国の財政状況について、いかなる政権も国の財政に与える影響が限定的な政策しか取れず、そうでなければ崖から転落するリスクをもたらすだろうと述べた。ローマで昨年10月撮影(2018年 ロイター/Remo Casilli)

[ミラノ 8日 ロイター] - イタリア銀行(中央銀行)のビスコ総裁は8日、同国の財政状況について、いかなる政権も国の財政に与える影響が限定的な政策しか取れず、そうでなければ崖から転落するリスクをもたらすだろうと述べた。

イタリアでは大衆迎合主義(ポピュリズム)政党の「五つ星運動」と極右政党「同盟」による連立政権が成立。エコノミストの試算では、その政策に必要な予算は1000億ユーロを超えるとされる。

イタリアの公的債務は世界第3位の2兆3000億ユーロ規模。

ビスコ総裁は、財政政策について「身の丈に合わない措置を取るべきではない」と警告した。

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