ガザ「抗議デモ」に催涙弾、1100人負傷の惨事

イスラエルは自衛措置と主張するが…

[ガザ 地区(ロイター)] - 5月4日、ガザ地区とイスラエルとの境界線付近に集結し、境界線の施設で暴徒化したパレスチ人に対し、イスラエル軍は実弾と催涙弾を発射。約1100人が負傷した。

医療関係者の発表によると、3月30日にパレスチナ人が「帰還大行進」と称して、25マイル(40キロ)におよぶ境界線のガザ地区側の壁沿いにテントを設営した地域では、約82人が実弾を受けて負傷。800人が催涙ガスを吸い込んで治療を受けたとのことである。

青年たちは、境界線の壁から300メートル以内のところまで燃えているタイヤを転がして接近し、その煙でイスラエル軍狙撃兵の視界を遮りながら、イスラエル側に石を投げつけた。境界線付近でイスラエル軍による銃撃を受けて死亡したパレスチナ人は、過去1カ月間で、少なくとも43人に達している。

偵察用ドローン2機を撃墜

抗議者達は、スリングショットというパチンコを使ってイスラエルが飛ばした小さな偵察用ドローン2機を打ち落としたという。イスラエル軍はドローンを失ったことを認めている。

数百名ものパレスチナ人が、境界線上にある産業の交流地点であるケレム・シャロームのキブツに押し入った。その中の1人は、ソーシャルメディアを通じて、「イスラエルが使用している部屋に火を放った」と述べている。

次ページ被害はパレスチナ側のみ?
政治・経済の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • CSR企業総覧
  • 中学受験のリアル
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 女性の美学
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
頭脳争奪<br>中国が仕掛ける大学戦争

国の未来を左右するのは優れた頭脳。大国化した中国は今、その受け皿となる世界トップレベルの大学をつくることに驀進中だ。1つの象徴が深圳(しんせん)の南方科技大学。教育強国となった中国の戦略と、受けて立つ日本の危機感が浮き彫りに。