日本で働く外国人が苦労した言語じゃない壁 自分の主張を強くしてしまったらシーン…

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――仕事の後のお付き合いは?

プラブネ:まったくしないですね。ゴルフもしませんし、飲み会も行かない。それこそまさに先ほど言った「fear of missing out」、「皆さんがいるところに自分もいないと、何かビッグなことが起きたらどうしよう」ということでしょう? 

実際は何も起こらない。それよりも勤務時間にきちっと働いて結果を出せばいい。それが認められなかったら、別の会社に行けばいい。私はマイペースが幸せのカギだと思っているので、家族の時間を大事にしています。別に仕事に支障はないです。

マイノリティへの理解や環境整備が重要に

ショハルフベック:すごく共感します。僕も幼い娘がいるので、ほぼ定時で帰って、自分も楽になりました。以前より仕事の効率を上げようという意識も強くなりました。僕は宗教上、お酒は飲めない。

新人の頃、飲み会の幹事を頼まれて、上司に説明しました。そこで理解してくれたから、今もこの会社にいるのだと思う。もし理解してくれなかったら、辞めていたと思います。

マイノリティへの理解は大事。そういう意味では、日本の多くの企業はまだまだ宗教や文化的マイノリティに対応できておらず、外国人をウエルカムする環境が整えられていないと思う。

「外国人」といっても、出身国や文化、滞在期間、目的は人それぞれ。企業には「外国人」としてひとくくりにせず、個別のニーズをすくい上げる柔軟性が求められる(撮影:尾形文繁)

ドンデリス:僕は飲み会好きです。

プラブネ:それはそれで大丈夫よ(笑)。

ドンデリス:頻繁に行くわけではないけど、飲み会でしか見えないことはちょこちょこあるので面白い。それと、Sansanは、会社の中に乗馬クラブやロッククライミングクラブなどのクラブもあります。それもたまに参加しています。

安楽 由紀子 フリーランスライター

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あんらく ゆきこ / Yukiko Anraku

1973年、千葉県生まれ。国際基督教大学卒業後、編集プロダクションを経てフリーに。芸能人、スポーツ選手、企業家へのインタビューを多数行う。

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