UDが2030年までに電動トラックを量産化へ

ボルボグループ内で電池技術を共有

 4月23日、スウェーデンの商用車大手ボルボグループ傘下のUDトラックスは、2020年までに自動運転機能を備えた電動トラックを投入すると発表した。同社のダグラス・ナカノ開発部門統括責任者(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 23日 ロイター] - スウェーデンの商用車大手ボルボ<VOLVb.ST>グループ傘下のUDトラックスは23日、2020年までに自動運転機能を持つ車と電動トラックを投入すると発表した。同年までに特定用途で実用化する。30年までには完全自動運転と大型フル電動トラックの量産を目指す。グループ内では電動車両に使うバッテリー(電池)の技術を共有する計画だ。

UDトラックスは今年中に自動運転車と大型電動トラックの試作車による実証実験をそれぞれ行い、19年までに顧客との実証走行を実施する。その上で、20年までに一定区域に走行を限った実用化を狙う。自動運転については、ディーゼル車かハイブリッド車か、どのパワートレーンの車に搭載するかは未定。

UDトラックスのダグラス・ナカノ開発部門統括責任者は同日、ロイターの取材に対し、同社の『クオン』ブランドで車両総重量「16トンから25トンまで」の電動トラックを投入する予定と説明した。

ボルボグループのトラック技術部門で最高技術責任者を務めるラース・ステンクヴィスト氏は同日、ロイターに対し、「トラックのブランドだけでなく、バスや建設機械も含めて、開発や生産コストの面で高い部品については、できるだけグループで技術を再利用していきたい」と述べた。また「グループのメリットは量産効果が見込めることだ」と語った。

【追記】会社の申し出により、1段落中の、20年までに「自動運転機能を備えた電動トラック」を投入するという表現を「自動運転機能を持つ車と電動トラック」に訂正し、2段落中の最後に「自動運転については、ディーゼル車かハイブリッド車か、どのパワートレーンの車に搭載するかは未定」という情報を追加します。

(田実直美、白木真紀)

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