アラフォーで始める「夢実現ノート」の作り方

豊かな老後人生を送りたい人は実践している

このマイプランは、「未来の自分をイメージすること」から始めます。未来をより具体的にイメージし、今の自分と結びつけることが大切です。それがエネルギーとなって、未来につながる行動に導いてくれるからです。

この方法は、『スタンフォードの自分を変える教室』という本の中でも紹介されています。ここではその一端をご紹介しましょう。心理学者であるハル・エルスナー・ハーシュフィールドが行った調査によると、アメリカ人の34%が貯金をまったくしていないということですが、興味深いのは、彼の実験結果です。「バーチャルで老人体験をしたグループ」と「しなかったグループ」で、生活費や将来の貯蓄に回した金額などについて実証実験を行った結果、バーチャルで老人体験をしたグループのほうが、将来への貯蓄額が多いという結果になったのです。

この結果からわかるのは、年老いた自分を前もってイメージすることで、将来のために貯金をしようという意識が芽生えてくることです。未来の自分をより具体的に思い浮かべられれば、老後も幸せでいたいという思いが湧き、それを実現させるための行動をおのずととれるものです。

では、バーチャルの実験はともかく、実際にどうすれば、将来の自分と向き合えるのでしょうか。それにはよい方法があります。

「未来の自分」がやりたいことを、浮き彫りに

私がお勧めしているのは、「自分史づくり」です。読者の皆さんは「エンディングノート」をご覧になったことがありますか。まだ若いのでほとんどの方が見たことがないと思いますが、本屋さんに行くと、たくさんの種類が置かれています。死を迎える準備をするというよりは、「自分史を作るためのストーリーブック」として、手にしてワクワクするものを1冊購入してみましょう。またはそれを参考に、普通のノートに書き込んでつくっても結構です。表紙に「夢プランノート」など、オリジナルのタイトルをつけると、楽しく書き進めていけます。

ノートには「10代」「20代」「30代」そして現在の自分について、思い出に残る出来事を書き込んでいきましょう。どんなことでも構いません。それぞれの年代をどんな思いや感情を抱きながら過ごしてきたかを思い出し、しっかり書き留めてみてください。そうすることで、今までの振り返りと自分史の記録が出来上がり、「これまでやりたくてもできなかったこと」が浮かび上がってくるはずです。もちろん何でもかんでもやってもいいというわけではありませんが、それを「未来の自分」に託しましょう。

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