フェイスブックを脅かす「GDPR」とは何なのか

ネット誕生以来最大のプライバシー改革

フェイスブックは現在ユーザー数百万人分の個人情報の取り扱いに関する醜聞で動揺している(写真:ロイター)

[サンフランシスコ (ロイター)]- フェイスブックの最高経営責任者マーク・ザッカーバーグは火曜日に、フェイスブックには目下のところ情報プライバシーに関する欧州連合の厳しい新法を世界のその他の地域に全面的に適用する計画はないと述べた。同社は現在ユーザー数百万人分の個人情報の取り扱いに関する醜聞で動揺している。

ザッカーバーグはロイターの電話インタビューに、フェイスブックは同法の5月の施行に先立ち、その多くの部分を既に遵守していると語った。彼は同社は内々にプライバシーの保証を世界的に拡大したいと考えており、しかし例外も生まれることになると述べた。彼はその例外について語ることは差し控えた。

ヨーロッパ人のプライバシーは守るけれども…

「この件に関してはまだ詳細を詰めている段階だが、しかし全体に適用されるべきだと考えている」とザッカーバーグは述べた。彼は詳細は語らなかった。

彼のコメントからは、政治コンサルタント会社ケンブリッジ・アナリティカが会員5000万人のフェイスブック上のデータを入手することをフェイスブックが許可したことにその多くが今なお怒っているアメリカのフェイスブックユーザーたちが、自身の立場がヨーロッパ人のそれよりも悪いということにすぐにも気づくであろうことがうかがえる。

一般データ保護規則 (GDPR) というヨーロッパの法律は、インターネットの誕生以来最大のオンラインプライバシーに関する改革であり、自身のいかなるデータが記録されているかを知る権利およびそれを削除させる権利をヨーロッパ人に与えるものである。

アップルやその他のIT企業は、アメリカやその他の国の人々にも、ヨーロッパ人が得るのと同じ保護を与える計画を立てていると述べている。

フェイスブックの株は火曜日に0.5パーセント上昇して156.11ドルの終値となった。ケンブリッジ・アナリティカの醜聞が明らかとなった3月16日以来15パーセント減少している。

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