中国の宇宙施設「天宮1号」、燃え尽きる 大きな破片が地上に落ちる被害なし

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4月2日、中国当局は、宇宙実験室「天宮1号」が大気圏に再突入し、南太平洋上で燃え尽きたと発表した。写真は天宮1号のミニチュア。右側に神船9号がドッキングしている。2012年6月撮影(2018年 ロイター/Jason Lee)

[上海 2日 ロイター] - 中国当局は、宇宙実験室「天宮1号」が2日大気圏に再突入し、南太平洋上で燃え尽きたと発表した。

ウェブサイトに掲載した発表文によると、0015GMT(日本時間午前9時15分)頃に再突入したとみられ、この際にその「大部分」が燃え尽きたという。

その直前、再突入はブラジルのサンパウロやリオデジャネイロなどの都市に近い沿岸部上空になるとの見通しを示していた。

当局は3月30日に、大きな破片が地上に落ちる可能性は低いと説明していた。

天宮1号は全長10.4メートルで、同国の宇宙開発計画の一環としてドッキングや軌道上実験のため2011年に打ち上げられた。13年までに退役を予定していたが、何度も延期されていた。

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