米SEC、仮想通貨関連企業クリプトの売買停止

今月に入って株価が2700%急騰

[19日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)は19日、今月に入ってから株価が2700%を超えて上昇していたクリプト<CRCW.PK>を来年1月3日まで売買停止とすると発表した。

SECは、クリプトについて投資家に開示されている情報の「正確性と適切性」に疑問があると指摘。「同社の株式の取引を巡り、11月に操作が行われた可能性があるとの疑念も浮上した」としている。

10月に社名を変更

クリプトはカリフォルニア州マリブに本拠を置く企業で、米店頭株式市場に上場。同社は自社の業態について「ブロックチェーン、および仮想通貨市場に対し、デジタル資産、デジタル技術、およびコンサルティングサービス」を提供と説明。10月に社名を「Croe Inc」から「Crypto Company」に変更している。

同社は11月下旬、ドイツの仮想通貨プラットフォームの「コイン・トラッキング」の過半数株式を取得することで合意したと発表。仮想通貨ビットコイン<BTC=BTSP>の価格が急騰するなか、市場では「クリプト」や「ブロックチェーン」といった言葉が社名に含まれている企業に投資する動きが加速し、こうした流れのなかでクリプト株も急騰していた。

クリプト株は9月下旬は3.50ドル近辺にあったが、18日の取引では575ドルに上昇。時価総額は110億ドルを超え、米家電大手ワールプール<WHR.N>や米鉄道大手カンザスシティー・サザン<KSU.N>などと並ぶ水準に膨れ上がっていた。

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