「就活に成績は関係ない」はすでに時代遅れだ 年々広がる「履修履歴面接」という新常識
そのため、エピソード面接で語られる「課外活動」が同程度であっても、卒業が簡単な大学の学生と難しい大学の学生では、後者のほうがより「頑張った」といえます。課外活動における本人の意思・意欲、行動レベルも、「履修履歴」を活用することで、よりわかりやすくなるのです。
「履修履歴」活用は社会の要請だ
ここまで読んでいただければ、タイトルの「『就活に成績は関係ない』はすでに時代遅れだ」にも、ご納得いただけたことと思います。あえて正確に書くと、「成績」ではなく「学業での行動」ということになります。
このように企業が採用において履修履歴を積極的に活用すると、学生がより学業に力を入れるようになります。学生が学業に力を入れると、大学も教育レベルを高めやすくなります。履修履歴の活用は、社会の要請でもあるのです。
実際、2017年5月12日に文科省が出した「平成30年度就職問題懇談会申合せ及び就職・採用活動時期に係る政府要請について」には、以下のように記載されています。
今後も、履修履歴の活用は間違いなく広がっていきます。学生のみなさんは「就活に学業行動は関係する」ことを肝に銘じて、学業も学業外も双方の活動を頑張って楽しんでください。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら